県職員・公僕の業務姿勢対応に関する陳情書

(件  名)
県職員・公僕の業務姿勢対応に関する
陳情書

一.陳情の要旨
 県職員(県情報公開室)の接客態度において本来の公僕としての役割を著しく損ねている事案が発生しております。
A4サイズA3サイズ共にコピー費用が10円と定められている事から、情報開示した閲覧資料の内A4サイズ2枚分をA3サイズ1枚にコピーを依頼したところ、規定の文書を持ち出して出来ないと断られ、更には同顛末を県議会で審査して頂くため貴方のお名前を確認したいと名札の照査を求めたところ嘱託職員は名札を手で隠し逃げ廻り、これを同室の坂口課長補佐は擁護し、県相談室でも坂口課長補佐は委託職員の氏名を隠す行為を正当な行為と言明しました。
しかしながら、前回の開示閲覧の折にはA4サイズ2枚分をA3サイズ1枚にコピーを認めており、また、富山市情報公開室の対応は市職員自らが「A4サイズ2枚をA3サイズ1枚にコピーした方が安くできます」と提案してくれる落差に「公僕」の姿勢を垣間見ました。     
「公僕」と言う言葉を辞書で調べてみました。
「(権力を行使するのではなく)国民に奉仕する者としての公務員の称。(ただし実情は、理想とは程遠い)」とも記述されていました。      
 今回、県嘱託職員が2枚分のA4サイズ資料をA3サイズ1枚のコピーは出来ないとした対応が、果たして県が規定している文書に記載されている内容と一致し、且、権力を行使するに足りると判断するに至り本当に必要な対応であったのか、または公僕として国民に奉仕する者として正しい対応で有ったのか精査をお願いいたします。
 同件に類似した対応が今後においても繰り返されるならば県職員並びに県庁全体の不信や疑義が生ずる事となり更なる情報公開件数の増大に繋がって行きます。(規定しているP1661枚とA3サイズで1枚のコピーにしてほしいと依頼して断られたA4資料2枚を添付しました。)
二.陳情事項
 1.県職員は一片の細目規定に捉われず県民の奉仕者としての姿勢を優先に対応を心掛けて頂き、また、富山市情報公開の市民の方に向いた公僕の違いを真摯に受け止め、その対応の違いや訳を精査し県民の理解が得られるよう説明責任を果たして頂きたい。(「県と市では違うのだ」と県職員が言うばかりで、理解はし難い。)
 2.県職員(準職員を含む)現在身に付けている名札は県民に氏名をかざすために有るもので、繰り返し県民の目から名札を隠し逃げ廻るなどの対応は公僕の意味を理解していない県嘱託職員であり、県職員であります。
県民が常時入室している職場の職員として普通に接客が出来るよう教育指導を徹底して頂きたい。

上記のとおり陳情いたします。

平成20年12月12日

富山県議会議長    四方 正治 様

(陳 情 者)

住 所   939-2304 富山市八尾町黒田544-2
氏 名   松 永 定 夫