=杜撰24号・県立雄山高等学校の高額灯油購入に関する陳情書=
一.陳情の趣旨
此の度、県立雄山高等学校の灯油購入において著しく高額で購入していた事実が判明しました。近隣の高等学校よりも30%以上割増で契約を継続した結果、他校と比較して9万円余の過払いとなり、仮に購入総額が決められていたので有れば30%分少ない量しか購入できなかったはずです。
また、昨年6月、県教育委員会は氷見の中学校教員が教材費の購入に係る不正発覚において教第 278号で「教職員の綱紀の保持及び適正な会計事務の執行について(通知)」が県立学校長あてに通知されていました。
しかるに雄山高校の校長以下の職員らは不当な価格で購入しまた、県教育委員会企画課では全ての県立学校の灯油購入価格を一覧表にまとめ把握しておりながら、此れを見過ごしなんら指摘をしていなかった。
同上の(通知)によれば、2検査・点検体制の確保による再発防止策の徹底(1)購入部品の適正金額の確保 など細かく明記されており学校当局及び、県教育委員会企画課の関係者らの不作為は明白であります。
二.陳情の要旨
1. 同上(通知)の1 公務員としての基本的心構えで「・・いささかも県民の疑惑や不信を招き、教育に対する信頼を損なうことのないよう、常に自らの行動を律すること。」に従って、関係者は差額を県に弁済し且つ、自らを律して頂きたい。
添付資料
1.21年3月27日付け「教 第278号」
教職員の綱紀の保持及び適正な会計事務の執行について(通知) 1枚
2. 平成21年度灯油購入実績(一覧表)と会計処理書
雄山高校を含む近隣の高等学校の随意契約、単価契約の購入実績表 1枚
支出負担行為決議書兼支出決議書 1枚
3. 公開されているブログ「富山県情報公開日誌」に
掲載の各1枚
・=県立雄山高等学校の突出した灯油高額契約は県教育長通知を無視!=
・=杜撰24号・県教育委員会は、雄山高等学校の灯油購入で
違法契約相当を黙認=
=杜撰25号・過ぎた。国、都道府県、市町村財政赤字と公務員給与是正に関する陳情書=
一.陳情の趣旨
此の度の新政権発足におきましても財政再建「最大の課題」と新聞の見出しで報じています。
県人事委員会は長年、県内の抽出した企業給与と県職員の給与差は無いと言明し県職員の高額な所得を確保しながら、一般の県民給与所得との格差については明らかにして来ませんでした。
その結果、一般県民の給与所得と県職員の給与所得差は2倍~3倍に拡大し、公務員の既得権益は高額な公務員給与と成り反映しています。
かって、公務員の給与は一般の企業給与よりも少なかった時期が有ったことから見ても違いが際立っております。先般、阿久根市が市長、議会議員及び、市役所職員の期末手当(賞与)支給を半減する条例改正の専決処分を行った事例が象徴しています。
二.陳情の要旨
1. 県の財政健全化を考える上で県の債務と返済の見通しについて、添付しました「記念講演 片山善博氏」DVDビデオを参考にして富山県の場合、飲まず食わず、を仮定した場合において債務の返済に幾年要するのか等、確認検討を頂く場を県議会の中に設置頂きたい。
2. 県の財政再建を考える上で、県職員の高額給与の是非について一般県民の給与所得を把握頂き、これと対比し、本来県民が望んでいる県民主権の民意に沿った給与体系の是正断行を行って頂きたい。
添付資料
1. 21年8月29日に収録したDVDビデオ
のDVDを紹介した案内書 1枚
同DVD 1枚
年収別に分析した表 1枚
年間給与費平均を比較 1枚
=杜撰26号・総合病院の病棟3交替制に関する陳情書=
一.陳情の趣旨
1.富山市の総合病院が行なっている病棟3交替制度に不安があります。
日勤を終えた看護師さんが再び深夜勤務を強いられている件は昨年12月及び前回2月の議会においても陳情しております。
しかしながら、県医務課へ新任された守田課長に伺っても従前の通り県から関係医療機関に対して指導や県民からの疑念などを示す立場では無いと仰っています。
過って、コムスンの介護不正事件を見過ごしてきた県は何の責任も取らず、また事故などに発展してからでないと対応できないのでは、学習能力が欠如しているとしか言いようが有りません。
県議会はこの様な総合病院で行われている患者の安全が保たれない3交替勤務割を放置せず適切な行動をとるべきです。
二.陳情の要旨
1. 12月県議会の陳情審査の答弁の中で県厚生部の河村医務課長は「・・必要な助言や情報提供に努めて参りたいというふうに考えている・・」と仰っていましたが、未だに新任の守田医務課長は必要だと考えていないとの事です。
是非、県議会から同問題の趣旨に同意を頂き必要な情報の提供など当局から関係医療機関へ指導をお願い致します。
2. 1日の24時間内に2回勤務しない3交替制の勤務割案を提案します。
県議会は緊急の課題として同提案に対して精査を頂き、適切な指針を示して頂き、夜間の少人数の体制で行われている3交替勤務割体制の改善を切に望みます。
添付資料
24時間交替勤務体制(1日に2回の勤務割を科さない交替計画案)
1枚
=杜撰27号・県公安委員のモラルに関する陳情書=
一.陳情の趣旨
1.前回2月県議会(3月23日)、開催の教育警務委員会で私が、請願・陳情の審査を傍聴した折、県公安委員の中尾哲雄氏は答弁でモラルの必要性に言及しておられました。
同委員会終了後、私から、同上県公安委員へ名刺を渡し、アポーィントをしておりましたが未だに連絡を頂いておりません。
県情報公開による閲覧では、「県公安委員会の委員は直接県民と個別に逢わないで欲しい。」等とした県警が公安委員へ発した文書は不存在ですが、別途、県公安委員へ県民と直接に逢わないで欲しい、と申し入れを受け入れている疑念があります。
二.陳情の要旨
1. 県公安委員は行政関係機関の長との懇談ばかりを重視する姿勢を改め、一般の県民からも直接意見を聞く機会を設置するなどし、県警察の囲い者に成っているのではないかとの疑義を払拭頂くよう県議会教育警務委員会で論議頂きたい。
3、 同陳情に対して、県公安委員から県議会の場で答弁をお願い致します。
添付資料
苦情申出書(平成22年5月11日) 提出 1枚
上記のとおり陳情いたします。
平成22年6月14日
富山県議会議長 鹿 熊 正 一 様
(陳 情 者)
松 永 定 夫