県議会への請願・陳情24号、25号、26号、27号の各々の趣旨と要旨

(件  名)
杜撰24号・県立雄山高等学校の高額灯油購入に関する請願・陳情書
 
紹介議員 :
 
紹介議員 : 
 
一.請願・陳情の趣旨

 此の度、県立雄山高等学校の灯油購入において著しく高額で購入していた事実が判明しました。近隣の高等学校よりも30%以上割増で契約を継続した結果、他校と比較して6万円余の支出超過となり、仮に購入総額が決められていたので有れば30%分少ない量しか購入できなかったはずです。
2008年5月、名古屋高裁は旧八尾町や滑川市が契約していた灯油購入について、同一地域の高等学校との灯油購入価格の違いが30%~50%割高で購入にしていた件にたいして違法な支出があったと認め判決を下しています。
また、昨年6月、県教育委員会は氷見の中学校教員が教材費の購入に係る不正発覚において教第 278号で「教職員の綱紀の保持及び適正な会計事務の執行について(通知)」が県立学校長あてに通知されていました。
しかるに雄山高校の校長以下の職員らは不当な価格で購入しまた、県教育委員会企画課では全ての県立学校の灯油購入価格を一覧表にまとめ把握しておりながら、此れを見過ごしなんら指摘をしていなかった。
同上の(通知)によれば、2 検査・点検体制の確保による再発防止策の徹底(1)購入部品の適正金額の確保 など細かく明記されており学校当局及び、県教育委員会企画課の関係者らの不作為は明白であります。
 
二.請願・陳情の要旨

1. 同上(通知)の1 公務員としての基本的心構え で「・・いささかも県民の疑惑や不信を招き、教育に対する信頼を損なうことのないよう、常に自らの行動を律すること。」に従って、関係者は差額を県に弁済し且つ、自ら処分を依願して頂きたい。
 
2. 県教育委員会は、たび重なる教育行政の不適切な事案に対して、当事者の学校当局はもちろんのこと、県教育委員会企画課など警鐘を発している県教育委員会も含めた関係者の適切な処分を断行して頂きたい。
 
添付資料
 
1.21年3月27日付け「教 第278号」 
  教職員の綱紀の保持及び適正な会計事務の執行について(通知)   1枚
2.   平成21年度灯油購入実績
 雄山高校を含む近隣の高等学校の随意契約、単価契約の購入実績表  1枚
3.  公開されているブログ「富山県情報公開日誌」に掲載の各1枚
 ・=県立雄山高等学校の突出した灯油高額契約は県教育長通知を無視!=
 ・=杜撰24号・県教育委員会は、雄山高等学校の灯油購入で
                                   違法契約相当を黙認=
 
杜撰25号・過ぎた国・県・市町村財政赤字と公務員給与
 
杜撰26号・総合病院の異常な深夜勤務割体制の改善を求めない県の姿勢
 
杜撰27号・県公安委員が県民に逢わない姿勢や県警職員の対応
 
上記のとおり請願・陳情いたします。
平成22年6月14日
富山県議会議長    鹿 熊 正 一 様
(請 願・陳 情 者)
住 所   
氏 名   松 永 定 夫