県議会への請願・陳情２５号趣旨と要旨

（件　　名）

杜撰２5号・過ぎた。国、都道府県、市町村財政赤字と公務員給与是正に関する請願・陳情書

紹介議員　：

一．請願・陳情の趣旨

　此の度の新政権発足においても財政再建「最大の課題」と新聞の見出しで報じています。

国民の医療費や子供手当などとこれを裏付ける社会福祉関係の財源が確保出来ない状況が続いております。

昨年8月、岡山県で開催された市民オンブズマン全国大会で講演頂きました前、鳥取県知事の片山善博氏は夕張市や大阪府の財政を例に例えて、またご自身の鳥取県の借金返済に係る驚異的な話が有りました。

昨今、ブログ市長として注目が集まっている阿久根市の竹原市長は阿久根市の市職員と民間給与を比較した給与分析をブログに公開しています。

県人事委員会は長年、県内の抽出した企業給与と県職員の給与差は無いと言明し県職員の高額な所得を確保しながら、一般の県民給与所得との格差については明らかにして来ませんでした。

　その結果、一般県民の給与所得と県職員の給与所得差は2倍～3倍に拡大し、公務員の既得権益は高額な公務員給与と成り反映しています。

　かって、公務員の給与は一般の企業給与よりも少なかった時期が有ったことから見ても違いが際立っております。先般、阿久根市が市長、議会議員及び、市役所職員の期末手当（賞与）支給額を半減する条例改正の専決処分を行ったと事例が象徴しています。

二．請願・陳情の要旨

１、　県の財政健全化を考える上で県の債務と返済の見通しについて、添付しました「記念講演　片山善博氏」ＤＶＤビデオを参考にして富山県の場合、飲まず食わず、を仮定した場合において債務の返済に幾年要するのか等、確認検討を頂く場を県議会の中に設置頂きたい。

２、県の財政再建を考える上で、県職員の高額給与の是非について一般県民の給与所得を把握頂き、これと対比し、本来県民が望んでいる県民主権の民意に沿った給与体系の是正断行を行って頂きたい。

添付資料

１． 21年８月２９日に収録したＤＶＤビデオ　

第16回全国市民オンブズマン岡山大会・記念講演　片山善博氏　　　１枚

　　ＤＶＤビデオの紹介した文書　　1枚

２．阿久根市の給与分析と富山市の給与分析

　　　阿久根市の民間と阿久根市役所正規職員の給与を年収別に分析した表　１枚

　　　富山市民の年間給与所得分布と富山市役所職員、県職員の平均年間給与比較　1枚

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杜撰２４号・県立雄山高等学校の高額灯油購入に関する請願・陳情書

杜撰２６号・総合病院の異常な深夜勤務割体制の改善を求めない県の姿勢

杜撰２７号・県公安委員が県民に逢わない姿勢や県警職員の対応

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上記のとおり請願・陳情いたします。

平成２２年６月１４日

富山県議会議長　　　　鹿　熊　正　一　様

（請　願・陳　情　者）

住　所　　　

氏　名　　　松　永　定　夫