請願ならず「杜撰(ずさん)5号~12号事案+要望1号事案」件全て陳情で提出

富山県議会議員1名の議員から聞き取りを頂きましたが残りの議員は断りと無視に徹しましたが再び以下の陳情内容を吟味いただき、次回の議会では引き続き改善のない事案についてご紹介議員として責任を果たして頂きたい。
平成20年度=請願・陳情リスト(提出日6月20日修正提出)
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杜撰5号・古紙リサイクル独占契約
一.請願・陳情の要旨
古紙(新聞)契約単価で県は5円/Kgと富山市は12円/Kgの著しい違いについて県出納局総務会計課の山崎課長に指摘し、契約価格について早期改定を求めていましたが、契約の手続きや調査結果から問題が無かったと否定しながらも、県の契約価格と比較して富山市が2.4倍の高額な契約については判らないと見解を示した。
 更には、県出納局平野次長は同問題について「チョッと違いが有る」の認識で全く異常な状況認識がありません。
 根底には、県当局が同契約に係る入札談合問題を認識認容して来た結果、業者間で縄張りが状態化し公正な競争入札が妨げられてきたと言えます。
 尚、県出納局総務会計課長の見解並びに県と富山市の関係古紙契約の違いを詳細に掲載開示しているブログ「古紙回収に係る県・市の契約業者は区域により棲み分け契約」(平成20年6月10日)を添付しました。又、総務会計課長、職員から見解を求め、談合契約の排除を求めたDVDを添付
二.請願・陳情事項
 県出納局総務会計課は県契約全体の模範となる契約を忠実に履行しなければなりません。
 故に、契約に関しては1点の疑も認めないとする県民の総意に応えて頂きたい。

杜撰6号・情報公開室の盗聴まがいな行為について
一.請願・陳情の要旨
県情報公開室において、今年度から情報公開請求に係る文書特定などの相互の確認事項を記録保持する目的から、相互の合意に基づきビデオ撮影や録音を認めていたところ、公文書開示請求者(私)の同意を得なくても県の判断で会話を録音しても良いと、情報公開室の責任者は明言し担当者に命じ、録音を断行しました。
 犯罪捜査に係る盗聴においても裁判所の許可が必要とされている例を逸脱した情報公開室の録音行為は異常としか言い様が有りません。
平成20年5月16日元気とやま目安箱で指摘した<会話の録音を強いる行為について>の回答文章の中で「松永様に録音する旨を告げた後に行ったものであり、特段問題はないものと考えております。」とは、私が問題視した不同意(拒否)の場合においても一方的に録音を行っても良いのかについて答えておりません。
尚、元気とやま目安箱へ投稿した文書と同意見についての(回答)を添付しました。
二.請願・陳情事項
 1.県情報公開室は一般の県民や県民以外の不特定者の方々が入室される場所との認識を以って、一方的な考え方で録音を強行する事を控えて、良識有る態度を持って対応していただきたい。
 2.県職員の方々は、昨今、多種・多量な県情報公開請求となっている原因が、国・地方自治体が司る行政全般の不祥事報道から多くの県民が行政への関心と疑義が深まっている実体をよく認識して情報公開の対応を頂きたい。

杜撰7号・職員の喫煙管理
一.請願・陳情の要旨
 先般、5月20日16時ごろ、県民会館入り口(県庁側)の喫煙指定場所において勤務中と思われる時間帯に職場を抜け出し堂々と喫煙している県職員を見掛けました。
同件について元気とやま目安箱へ問題を提起した回答では、喫煙専用スペースを指定しているが勤務時間内の喫煙については喫煙者の自覚に任せ容認している内容でした。
 昨今、大阪府財政再建を掲げて当選された橋下知事は勤務時間内の喫煙を禁止すと明言されておりますし又、ほとんどの公共施設では喫煙を認めておりません。
 一般民間の企業でも勤務時間内の喫煙を認めている例が少なく成っている折に、県庁内で公然と喫煙を認めている県行政の姿勢は時代と逆行していると言わなければなりません。
 尚、元気とやま目安箱へ投函した文書と回答並びにブログ(勤務時間中に職場を抜け出し喫煙している不良職員について)2008年5月26日を添付しました。
二.請願・陳情事項
 県職員の健康第1の視点や業務効率の観点から県庁内では原則禁止を断行頂きたい。

杜撰8号・広報課のDVD配布依頼対応について
一.請願・陳情の要旨
 杜撰1号に絡み、県庁の全部局と県警を対象に類似案件の公文書特定の為に説明を行った折にビデオ撮影した映像を再確認して頂く事を目的に、県広報課を通じて県部局(2枚)、県議会事務局(1枚)、県教育委員会(1枚)県警(1枚)の計5枚のDVDビデオを配布して頂く様依頼し、且つ、視聴いただいた方々のご氏名も分かる様にと合わせてお願いを申し出ていましたが、結果的には指定した配布先へ届けられていたものの、視聴者の記録を取って頂く件については県広報課から配布部署へは伝えられておらず、不本意な結果となっております。
 しかしながら、県広報課課長の見解では「・・いつ見たかが分かるように記録してもらうよう、ご要望に沿うよう努めたところです。」や「・・広報課としてできるだけご協力したものであり、ご理解のほどお願いいたします。」と私が求めた対応が果されなくても事後に不作為では無かったと言い訳をしております。
二.請願・陳情事項
1. 県広報課は県民と行政の相互接点の部署として重要な役割を担っている事を自覚し、県民からの要望や意見に対して、出きる事、できない事、努力する事など明確に応え、県民からの信頼を損ねないよう努めて頂きたい。
2. 県民相談窓口は、困難で多様な事案が多い中、緊急性の高い相談や依頼について、相談内容の記録や関係機関への連絡、相談者への通知など相談者の納得や理解が得られるまで、積極的に関係機関との調整を計るなどフォローに努め、解決を計って頂きたい。

杜撰9号・県教育委員会の公文書開示対応
一.請願・陳情の要旨
 県下の小中学校の不登校児童に係る部分開示処分に対する審査会答申で部分開示が相当
 との判断が示されましたところ、補足意見では開示方法について提示しており、これを県教育委員会の職員は「ハッキリ言って無視しても良い」などと暴言を述べた末、回答がその後ありません。
 尚、ブログ(不登校児童数に係る公文書非開示決定について)2007年11月11日を添付します。
二.請願・陳情事項
 不適切な処置や不作為など県教育行政機関と言えども有り得る事です。
県民からの疑問や指摘に対して、速やかに見解や、謝罪が出来ない姿勢を憂います。
 県教育委員会は速やかに双方の見解の相違を解き、信頼の回復に努めて頂きたい。

杜撰10号・県警の不祥事「著書・謝れない県警」未だに
一.請願・陳情の要旨
 2004年12月15日、名古屋高裁金沢支部の判決において富山県警が私に対してプライバシーの侵害が有ったことを認め、5万円の賠償を命じ既に確定しております。
 しかしながら、県警はこの事件を教訓とせず、公文書の開示からは同件について県警職員へ発せられた文書は存在せず、引き続き県警の不祥事が続いております。
 県警は自らの反省と再発の防止を講じるためには、県警全職員に対して不祥事事案の周知徹底を計ることから達成できるものと考えます。
 尚、県タウンミーティング(鵜坂)の疑問を元気とやま目安箱で問題視した文書と知事から回答が有った文書を掲載したブログ2007年11月21日及びブログ(著書「謝れない県警」が生かされず・・・次から次と不祥事の連鎖)2007年6月23日、並びに「逆転賠償命令5万円の重み」を添付
二.請願・陳情事項
 県警は、同プライバシー侵害事件を真摯に受け止め、同事件を詳細に掲載した書籍「謝れない県警」やその後、著者が問題視して記述している「逆転賠償命令5万円の重み」の趣旨が県警全職員へ認識いただく様施策を講じて頂きたい。

杜撰11号・教育タウンミーティングで姑息な口封じ
一.請願・陳情の要旨
 本年5月16日「とやまの教育」の充実に関するご意見・ご提案を県民から求めて高岡市で開催された教育タウンミーティングにおいて、事前に意見内容を県教育委員会へ通知していたにも関わらず、2名の意見を封じヤラセ的な県関係者のみの意見を取り入れた疑惑を持っております。
 進行役の県知事政策室・上田課長は「木(桜)を見て森を見ず」の例えの如く、最後の意見者を選ぶ段階で、予め予定していたと思われる方々の座席方向しか視線を注がず、私たちが挙手している方角には全く見向きもしない状況はビデオ撮影から明確に検証できます。
 尚、同ヤラセ疑惑については元気とやま目安箱へ指摘し回答待ちの状態ですが、既にブログや(リンクしているYouTube動画サイトで核心部分を公開中です。同ブログヤラセ教育タウンミーティングか否か?)の掲載文書とDVDビデオを添付しましたので検証願います。
二.請願・陳情事項
 同教育タウンミーティングの開催について、「とやまの教育」充実策に関するご意見・ご提案を事前に県民から求め、更に「あなたのご意見が明日の富山の魅力ある教育環境を創ります。」などと県民多数の方々から意見を求めている建前通りの進行方法に改め、県からの広報・ピーアールなどは余った時間に時間を振り向ける方法を採って頂きたい。

杜撰12号・県職員の違法な超過勤務と管理
一.請願・陳情の要旨
 昨年10月、厚生部厚生企画課の職員が昼食時間のサービス勤務を未処理扱いとしていたサービス残業に対して元気とやま目安箱やブログ(県厚生部・厚生企画課のズサンな労務管理の実態を人事課も放置姿勢)で指摘して来たところ12月に入って、適正に追加処理され、更には厚生部内での課内通達及び、人事課を通じて全庁各部局へ同事案を通知された旨確認しております。
 しかしながら、追加変更の処理については、後付けで容易にコンピュター入力が出来、変更・追加などの決裁処理した記録が残っていないシステムが稼動しております。
 尚、同経緯を掲載しているブログ「厚生部・厚生企画課のズサンな労務管理の実態を人事課も放置姿勢」を添付しました。
二.請願・陳情事項
 県職員の通常業務や超過勤務から逸脱した変更・追加の処理に際しては上司の決裁が明らかに成る様透明性を確保できるシステムに変更頂きたい。

要望1号・県議会図書室のインターネット一般開放
一.請願・陳情の要旨
富山県議会に併設されている図書室では、蔵書の多くを一般開放されているところですが、インターネット設備については議員専用とし、一般の利用者に対して使用を認めておりません。
二.請願・陳情事項
 県議会図書室のインターネット利用に関しては議員の予約や使用を優先的に確保し、空いている時間には一般の利用者にも開放を頂きたい。

以上