高岡工芸高校、19年国語科入試で異常な採点方法、追加陳述書を提出

=9月19日、県議会へ陳情・杜撰31号~38号提出=

   後日公開して参ります。

=9月15日、追加の陳述書と添付した異常な採点経緯表を公開=

平成19年、高岡工芸高校が入学試験で異常な国語科の作文採点経緯、並びに同採点に絡み、関わった教諭を一人誹謗中傷の材料に使い陥れた元校長らの犯罪は虚偽有印公文書作成の被疑者として8月27日、高岡警察署刑事二課へと捜査が移管された。
以下の表は、採点、念査の経緯や関わった採点者と平均点数の際立った違い(6点満点で平均点が2点以上違う)など念査が正常に機能していたとは言えない事実。
また、第一採点者を、国語科の作文を採点する者として相応しくない国語科以外の教諭を全て配置している極めて異例な事をしなければ成らなかった訳は何か?
当時の校長を告発した元教諭(分限免職不服申し立て中)が追加した陳述書で詳細を明かしました。関係者の実名を伏せて公開しました。
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イメージ 1
 
平成25年9月10日
高岡警察署
 刑事二課御中
陳述書 
**市****** 
*****

 高岡工芸高等学校、元校長 ***らは 平成19年3月8日(木)の一般入学者選抜試験において、第一採点者と私が、常に他の国語科教員と協議して合議しながら決めた作文の採点を著しく不当なものと偽り、再念査を指示し、受験生18人の作文(6点満点)に対して1点から2点を減点しました。
 詳細に分析(採点、念査経緯分析)した結果、不当な改ざん念査が行われたと判明しました。
 今回告発した虚偽有印公文書作成の点数改ざんは一般入試受験生の合否判定を左右する結果を招きました。同時に、私を陥れた事は極めて重大な犯罪です。

  以下に*** 元高岡工芸高校校長が指示した再念査を不当な改ざんとする理由を述べさせていただきます。

1
、 再念査者は、私が採点に関わった第1室の2と第4室の1において再念査で合計21点も減点しているが、いずれも第1採点者(数学科教諭 **氏)と第2採点者(私)が、常に他の国語科教員と協議した上で、合議して決めており、私が独自に不当な採点を行う余地はない。
 特に、学校統一基準がぶれないようにするため、逐一国語科主任に確認して採点していた。
 
2、 学校は、この年から突然、一般入試の国語作文採点の方法を変え、第1次採点者に今まで作文採点経験の無い他教科の教員を配置した。これは全く異例中の異例の事である。
 一般入試国語の作文採点は従来、国語科教員のみで行う「聖域」である。
 おそらく富山県内の他校においても、他の都道府県においても一般入試国語作文採点に他教科教員を入れることはしていないだろう。
 平成25年8月24日(土)、大阪府の高校国語科の元教員(今年3月末で定年退職)、****氏(**市)は、私に「入試国語の作文採点に他教科教員を入れることは大阪府では、まず絶対にあり得ない。」と断言した。
 作文に限らず採点は、常にペアを組んで行い、互いに答案を回しあって念査し、もし採点を訂正したい時には必ず先の採点者と話し合い、了解を得て後、訂正することになっている。
 しかしながら私は自分の関与した採点が「ミス」とされて、「再念査」で訂正されていたことを平成19年12月20日に人事委員会からの文書を見るまで全く知らなかった。
 
 平成19年3月8日の作文採点は、今まで作文採点の経験の無い他教科教員が第1採点者に入り、(第2採点者の)国語科教員とのみ協議するということになっていた。
 第1採点者同士で作文を回しあって基準点を決めるなども行っていない。それもあって第1採点者による採点差が大きくなった。
 なぜ、平成19年度の一般入試から突然、国語作文採点に他教科の教員が入ることになったのか、その経緯は不明で、国語科の中でも一切話し合いが持たれていなかった。
 私は、管理職が作文の第1採点者に他教科教員を入れたのは、第2採点者である国語科教員(特に私)に採点の責任を転嫁する口実作りのためではないかと推測する。
 
 第1採点者によって一般入試国語作文の平均点は、2倍以上の著しい差異(2.33点から4.88点の差)が生じていたにも関わらず、学校はこれを看過し、再念査を怠たり、是正しなかった。
 この不作為事案は受験生にとってより深刻な問題であったと言える。

補足:
 平成19年度の一般入試国語作文採点の様子と、平成20年度の一般入試国語作文採点の様子について
  平成20年度の作文採点も、平成19年度の作文採点と同じメンバーで(講師が入れ替わっただけ。**講師が4月から正式採用になり、富山商業高校に異動し、平成19年4月から新たに**講師が赴任)行われました。
 私は、平成19年度の入試採点の際、ペアを組んでいた数学科の**教諭が第1採点を終わるのを待っていました。
 ところが第1採点が終わるのを待って答案綴りを受け取ろうとすると、講師の**さんが、「私、やります。」と言って横からさっと答案綴りを持って行ってしまったので、私はみんなが採点中に自分だけ仕事が無くて、大変手持無沙汰な状態で、何とも言いようの無い疎外感をひしひしと感じました。
 何か意図的に仕事を外されているように感じられました。そういう時に管理職の巡回があり、「**は仕事をしていない。」と評価された、ということを、後日、入試本部に詰めていた同僚から聞きました。
 それで、平成20年度は、第1採点が終わった答案分冊を他の人に持って行かれないように気をつけて第2採点をしました。幸いその年の講師、**さんは偏見や悪意の感じられない人でした。それで、平成19年度の入試のようなことはありませんでした。
 ところで平成20年3月6日、私は富山地方裁判所に申し立てて、平成19年3月8日実施の入試国語答案、得点票、得点分布表等の証拠保全をしていただいていました。
 すると平成20年3月12日実施の一般入試国語の作文採点のやり方は次のように変わりました。以下は国語科主任の言葉です。
 「まず、第一印象で点数を付けましょう。内容Aの減点項目では、*点まで減点できます。つまり学校裁量で*点までは付けられると言うことです。第一印象で点数を付けてから、後で減点項目を見つけましょう。なお、今年は、作文下の余白に減点項目と減点数を書かないことにします。」
と。
 そのため、第1採点者がどういう減点項目で減点したのかが第2採点者には全くわからないので、第2採点(念査)がやりにくくなったことはいうまでもありません。
 また、採点、念査の流れを追跡できない採点でいいなら、平成19年3月8日の作文「再念査」は一体何だったのだろうと思いました。
  採点終了後に国語科主任が入試本部に答案を持ちこみますが、その後入試本部で点検し、抽出念査まで行って、得点票、得点分布表を作成したら、それで通常は「OK。完了」のはずです。
 平成19年3月8日の「OK、完了」が出た後の、入試本部全体の終了時間を遅くしてまで行ったという、異例の「作文再念査」(訂正=改ざん)は一体何だったのか、と思いました。
 
 私は、平成19年3月8日の作文採点では学校統一基準がぶれないようにするために、いちいち国語科主任に確認して慎重に第2採点(念査)をしていたので、私の採点ミスとされている箇所は国語科全体の連帯ミスであって、私個人のミスではないと思っています。
 
 ※「作文採点実施要綱」は別途、富山県教委から全高校に配布されており、その採点要綱に基づいて採点を行うことになっている。減点項目は内容Aが*点まで、表現字句Bは*点まで減点できる。それぞれ非常に細かく減点項目が定められている。採点終了後、直ちに回収される。 非公開。
以上
 
添付資料
1、平成19年3月8日(木)実施 平成19年度 各答案綴り分冊の作文平均点
2、国語科教員のコメント3名分
 
 
刑事訴訟法239
(何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。
官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。)に基づく。

 

=9月10日、高岡警察署へ追加陳述書を提出=

後日、同陳述書は関係者名を伏せて公開を予定しています。
 
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