富山県議会へ陳情=杜撰15号・16号

杜撰15号・富山県警本部の見苦しい防衛に関する陳情書
一.陳情の要旨(趣旨)
 
本年8月、富山(氷見)冤罪の国賠訴訟の口頭弁論が開始となり、また、書籍「ごめん」で済むなら警察はいらない、が原告の柳原浩さんから出版されております。
私は、同書籍の中で、地元から見る冤罪に起稿しました「氷見事件の国賠訴訟について」(118ページから)富山県警を組織だった虚偽公文書を作成した犯罪者集団組織と記述しております。
 しかしながら此の重大な指摘に対して、富山県警本部の関係機関である富山県公安委員会並びに県警警務部監察課、総務課などの課長級以上の職員は合おうとせずまた、同課の次席達は同起稿文書の受取を拒否しております。
 2004年12月の名古屋高裁金沢支部の判決では私の訴えに対して富山県警のプライバシー侵害事件の過失を認め、慰謝料を科す決着を見た訳ですが、同裁判の過程で県警監察課が作成した準備書面のデタラメ虚偽公文書や県公安委員会が「苦情処理結果通知書」で示した「・・あなたにご迷惑がかからないよう十分留意した上で、・・」などと比較して裁判の判決で示された過失が有ったと認めた内容との違いに対しても、未だに何の謝罪も無く甚だ疑問です。
 此の上は当時の県公安委員を始め、書籍「謝れない県警」に登場した関係者一人一人に反省を求めるなど必要な措置を講ずるに当たるに際して県議会に陳情するものです。

二.陳情事項
1. 県公安委員会は同上の「苦情処理結果通知書」が適切なものであったのか否かを精査し改めて、書籍「謝れない県警」に登場した関係者一人一人に反省を求めるなど賞罰を含む必要な措置を講ずるよう、県議会は県公安委員会に対して県警を指導監督をおこなうよう要請します。
2. 私は、富山県警は同事案に対して、防御ではなく検証の上に立ち、反省から再発の防止が計れるものと確信しております。
昨今、私の動画サイトで公開しています「富山県警察本部の見苦しい防御」で、文書の受取を拒否している姿など未だに従前の警察体質をさらけ出している状況を改善し開かれた警察を作り直して頂きたい。

3. 昨今、同プライバシー侵害事件について知らない署員が増えており、同様な事件の再発を危惧しております。
富山県警の過ちの教訓を生かして頂けるよう全県警職員へ警鐘を計って頂きたい。

添付資料
1.(「ごめん」で済むなら警察はいらない)に起稿しています原稿文章「氷見事件の国賠訴訟について」 1枚
2.私の動画サイトに掲載しています「富山県警の見苦しい防衛」などの動画チャンネル画像 1枚
3.県警監察課が作成した準備書面で記している「・・控訴人は、これに納得せず、約2時間30分にわたって同一の質問を繰り返し、・・」の虚偽を裏付ける電子録音データーDVD 「2001年11月1日八尾署」の会話録音からは会話時間は20分余りで滞在時間も25分を超えておりません 1枚

上記のとおり陳情いたします。

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杜撰16号・杜撰13号の県警の巡回連絡業務に関する再陳情書
一.陳情の要旨(趣旨)
 
昨年9月25日開催されました教育警務委員会 =10時~ 当局の警察本部・奥井生活安全部長から答弁
―箍麩⇒蹐浪板蹇∋?判蠅覆匹鯔問し犯罪の予防、災害や事故の防止に関する指導連絡、住民の困りごとや意見要望などを聞きとる事によって住民との良好な関係を保持し地域の実態を把握することを目的として実施するものであります。
■厩猝槎椶僚箍麩⇒蹐涼成率の向上について、年間1回以上の実施は内部的な目標であるものの本県の過去3年間の平均実施率は24.7%とこの目標を下回っている状況である。
 その理由として現在の限られた警察体制の下で県民の安全安心を守るため、地域の役員や防犯ボランテァの方々との連携・防犯情報の拡充の導入を図るとともに犯罪の抑止と検挙に重点を置いた政策活動に取り組んでいる事があげられる。
 その結果、本県では刑法犯の認知件数が昨年まで6年連続して減少し本年も8月末の時点で前年同期比8,8%減少など着実な成果を収めているところです。
 尚、実施率が低下すすることによって住民の皆様が不安を抱かない様、相談窓口の充実、警察相談電話の設置を図っている他、本年6月からパトロールの際に犯罪に合わないための注意事項などを記載したカードを郵便受けに投函するという目標も実施しております。
2つ目の巡回連絡カードや巡回連絡進度表の書式の見直しについてですが、現在使用しているものは複数年度使用可能となっておりますので見直しについては慎重に検討して参りたいと考えております。
 などの回答では全く県民の期待に応えている姿とは言えず、到底納得できる内容とは言えません。

二.陳情事項

1. △療柀曚砲△蠅泙糠知件数や検挙率など県警が意のままに勝手に件数を操作できるものであり、1年に1回以上の巡回連絡目標が達成出来なくても県民の安全安心が守られている等とは言えず、仮にそれが正しいというのであれば県内の平均達成率24.1%は、4年に1回の巡回連絡も未達成に成っていることから5年ごとに1回ぐらいに業務量を削減し、警察官の業務削減から生ずる予算の削減化を計っては如何でしょうか。是非県議会において県警予算計画や予算の決算委員会において精査して頂きたい。

2. の答弁では「・・複数年度使用が可能となっております・・」と言っておられましたが、私の家族の巡回連絡カードを再度閲覧したところ従前と同様に1年度分の記入枠しか存在せず、横線で訂正しながら上書きしていく体裁をとっています。
よって答弁は偽りであり、巡回連絡進度表が複数年度で有った事を以て両方の書式が複数年度対応できている如き答弁は、県議会議員はもとより県民を欺く行為と言わざるを得ません。謝罪を求め再度複数年度の記載が可能でまた、調査した警察官の責任が問える書式に改めて頂きたい。(私の例として平成13年5月6日作成から本年2月11日の追記載まで9年間分の期間において3回の記録が有りましたが3名の警察官の氏名は確認できません)

3. 県議会事務局職員にの事案について確認を求めたところ、複数年度の記載が出来ない書式と認識しながらも、実施機関の県警や、県議会関係者に答弁相違問題の提起をしない対応をしております。
 議会を正しく運営する責務を怠り、職務上の不作為とも取られます。
今後、県議会事務局の職員は県民の期待に応え、適切な議会運営に携わって頂きたい。

添付資料
1.私の家族 巡回連絡カード 及び 巡回連絡進度表 各々2枚

上記のとおり陳情いたします。

平成21年9月14日
富山県議会議長    梶 敬信 様
(陳 情 者)
住 所   939-2304 富山市八尾町黒田544-2
氏 名   松 永 定 夫


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