富山県議会への陳情

==杜撰28号・富山市総合病院の病棟3交代制に関する陳情書==

 一.陳情の趣旨
 
富山市の総合病院は、日勤の勤務を終えた看護師さんが 十分な休息がないまま再び、深夜の勤務体制が常態化>
 
1.  入院患者は安全・満足・信頼の看護が得られておりません
富山日赤病院や八尾総合病院の一部の看護病棟では改善が進んでいると聞いております。
しかしながら、未だに富山市内の総合病院では十分な休息が無いまま深夜の勤務に入っております。
富山大学附属病院では、深夜入日勤(当日深夜勤務の人)は
日勤の勤務 8時30分~16時15分まで勤務し、休息後再び
深夜の勤務23時00分~翌朝9時00分までの勤務を強いております。
24時間中にわずか6時間45分の休息を挟んで2回目の勤務を強いている過酷な勤務体制では医療看護の安全は保障されません。
また、監督機関の富山労働基準監督署は十分な休息が無い勤務状態が、常態化している場合は問題が有ると明言しております。
同件にかかる異常な交代勤務体制について、県医務課や富山労働基準監督所などの公的機関が容認している姿勢を県民は望んでおりません。
昨今、院内感染から多数の死亡者が出ていた重大な問題が、報道機関により明るみに成った隠ぺい事例が有りました。
今後、同陳情事案が原因で医療事故に発展した場合、県民の医療機関に対する信頼が更に失われ、医療を授受する双方にとっても看過できない深刻な事態となります。
二.陳情の要旨

1. 現在、富山市内を中心に、多くの富山市民へも異常な3交代制勤務の実態について街宣広報車で広報活動を展開しております。
最優先されるべき医療を受ける側の安心や安全が県民共通の願いである事を尊重し、富山県議会で提言をいただくなど、異常な交代勤務体制の改善を求めます。
 
 
上記のとおり請願・陳情いたします。
平成22年9月17日
富山県議会議長    鹿 熊 正 一 様
 
(陳 情 者)
氏 名   松 永 定 夫