公費負担制度の悪用を許している県、(行政)

県議会議員各位 平成20年3月3日

==請願の趣旨==

先般、政務調査費に係る申請に対して新たに領収書の一般公開などの改善が計られる見通しとなったところですが、他にもこれに類似する事案が相当数顕在しております。
議員選挙に絡む公費の申請についても、明らかに詐欺行為にあたる請求と認められる事案に対して、県(行政)は見逃している以上に同不正請求に加担しているのではないかと疑われる内容を詳しく<元気とやま目安箱>へ意見投稿しても県知事はこれを認め様とはせず改善は程遠い状況です。
同事案の具体的な公費負担の請求事例では、選挙ポスター費の公費負担の上限額一杯の111万6082円から最低21万円まで著しい請求額の違いが認められます。又、選挙運動自動車燃料代の請求に至っては、実際に消費した燃料代とは相反し、机上の計算に基づく基準限度額一杯の6万6150円を請求されている虚偽の請求に対して、県は何の疑いも持たず漫然と受理しております。
(1)行政に求めるもの
行政(経営管理部・市町村支援課)は異常な請求内容を精査し、疑義請求に対しては速やかに請求者に通知し修正を求めるなど適切な対応を行わなければ成りません。
(2)請求側の議員に求めるもの
同公費請求側の議員各位は、自らが選挙の公費負担制度の趣旨や在り方を見直し、他人事とは思わず、不正請求の有ったと疑惑を持たれた議員に対しては速やかに修正申請を講ずるよう促すなど議会の更なる信頼と公明性を高める必要があります。

==個別に議員へ説明・通知==
・仲 外喜雄 議長・湊谷道夫議員・柴田陽子議員・場家茂夫議員・島田 一議員・横田安弘議員・菅沢裕明議員・坂野裕一議員・火爪弘子議員・宮本光明議員・井村昭彦議員(説明・通知順)
◎今後多くの議員の方々に賛同を求め、請願の議員紹介をお願いして参ります。

==行政全部局を対象に開示請求==
平成20年1月7日、県の8部局・県教育委員会・県警の実施機関を対象に同事案に類似する対象申請を特定するための開示説明会を県情報公開室にて開催し、且つ2月25日に同会議の内容をビデオ収録したDVD(5枚)を県広報課に渡し同上の関係機関へ配布閲覧を要請しました。
同上のDVDから一部を編集した画像は私のブログ「富山県情報公開日誌」からリンクしている「YouTube」で公開しております。↓     ↓     ↓
http://jp.youtube.com/user/sadao24
以上
NPO法人 市民オンブズ富山
松永定夫
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/sadao_ybb
メール:sadao_ybb@ybb.ne.jp