松 永 定 夫 様
富山県知事政策室広報課長
知事へのご意見等について（回答）
このたびは、知事に対しご意見等をお寄せいただきありがとうございます。
松永様よりいただきましたご意見は、その内容を知事に報告し、関係部局と調
整のうえ、次のとおり回答いたします。
今後とも、県政に対する一層のご理解、ご協力をいただきますようお願いいた
します。
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１．貴殿のプライバシーを侵害されたとする事案に関連して、県警察本部が未だ
に再発防止策の具体的な指導を講じていないとのご指摘につきましては、法令
上、都道府県知事は都道府県警察の運営について指揮命令を行う権限を有してい
ないことから、再発防止に係る指導通知を出すべきかどうかについては、情報公
開手続きと同様に県公安委員会及び県警察本部において判断すべきことでありま
す。
以上、ご理解いただきますよう、重ねてお願いいたします。
（お問合せ先）
知事政策室 広報課 県民の声係
TEL 076-444-8909（直通）
２．先般の回答の趣旨は、人事委員会が実施した民間給与実態調査について、松
永様ご自身が調べられたところ、民間給与を単純平均して算出したものと県職委
員の平均を比較した場合に24,000円あまりの差がある旨の発言と理解してお答え
したものです。
平成18年度の人事委員会勧告では、県内の企業規模50人以上の民間事業所のう
ちから国が抽出した194の事業所について、従業員の給与等を調査し、単純平均
ではなく県の行政職と民間企業の従業員のうち、役職、学歴、年齢が同等と認め
られるものについて、相互の給与をラスパイレス方式により比較を行い、その算
出結果に基づき勧告が行われています。
この比較方法については、人事委員会の記者発表でも説明されているほか、県
のホームページでも掲載されているものであり、隠蔽の意図はございません。
なお、このラスパイレス方式による比較は、本県だけではなく国の人事院、他
の都道府県等人事委員会においても同様の方法が採られており、それぞれ周知さ
れているものと理解しております。
（お問合せ先）
人事委員会事務局 職員課
TEL 076-444-2163（直通）
私の意見に関する知事の問題点の捉え方取り違え！！
１．タウンミーティングで私が知事に意見書で指摘した、県警・県公安委員会は2004年12月に判決のあった県警（八尾署）の組織立ったプライバシー侵害事件について、「・・公安委員会・県警から再発防止に関する一切の文書が存在し無い件」と記述した本意は、３年近く経過するが未だに再発防止策の具体的な指導や指示が講じられていない事を問題視しているのに対して、知事は非開示処分そのものや、県警察における運営について権限がない等とあえて問題の本質とは違う答弁に問題点をすり替えている様に思われる。県公安委員は県議会の同意を得て知事の任命により構成されています。よって、県警が組織だって県民のプライバシーを侵害したと県警の過失を認めた名古屋高等裁判所で判決が確定した事案に対して、未だに何の再発防止施策や処分者の有無も明白でない事実並びに県公安委員会の追随姿勢は、決して県民の安全を保っているとは言えない状況です。知事から過って私にたいして同事案を真摯に受け止め行政に生かして行くなどと返信を頂いておりましたが、再度知事の御見解と、迅速な行動を期待したいと思っております。
２．人事委員会の勧告について受け入れるか否かに関連して、知事の答弁では「独自の調査」などと人事委員会の算出方法と異なった方法で算出したと受け取られかねない言い回しがありました。私の別途提出した意見書では明確に「・・昨年の県人事委員会の発表資料で「公民格差52円」とし、較差が殆んど無いと発表はあった件について精査したところ、民間の単純平均・・」と記述しており、県人事委員会の公開した資料を基にしたデーターから数値を抽出し、民間の単純平均給与を算出したものであり、知事の軽率な認識に基つくものなのか又は、公民格差の実態を故意に隠蔽したい思惑があったのか諮りかねるところです。私のHP＜富山県情報開示＞http://www.geocities.jp/tym_kaiji/sub13.html
に詳細に掲載している旨事前に県広報課へ通知していた事も承知頂きたい。尚、今回のタウンミーティング（鵜坂公民館）で私の意見陳述及び知事の答弁は下のユーチュウブサイトでビデオ動画を公開済みです。
http://jp.youtube.com/profile?user=sadao24
以上
