薩摩川内市に五十嵐副大臣が来て「増税にご理解を求める対話集会」をした。
質問を一回ずつ受けて答えるだけ。
参議院予算委員会で、古谷財務相主税局長答弁で、 デフレ下で増税したら税収が減るとあった。」と言うとデフレではなく通貨が安定している、インフレが危険」などと答えた。
 
 集会後、記者会見をやっていた。 記者たちの恐る恐るの質問に答えて、「議論して、ご理解が得られたと思う」 記者たちは追求しない。 記者たちも結託してアリバイ作りに来ただけだったのである。

私が「デフレではないというのはおかしくないか」というと、「通貨が安定している」とはぐらかす。記者が「ここは記者会見ですから」 と記者が邪魔をする。 
 帰り際に、「あれは対話でも、議論ではありませんよ」というと、「議論したじゃないですか」とか言いながら帰って行った。
 
 五十嵐副大臣は国におカネを作る権利があるのを知らないようだ。日本の財政問題はおカネが足りない事ではない。政府が国民に借金をしている。その借金を理由に政府が増税させろという事だ。 
すなわち、国民の問題ではなく官僚の強欲問題である。
増税は、官僚組織が権力強化を目指しての、国民に対する冷たい戦争である。